ジミとの対話 | WILD HEARTS REVIEW

WILD HEARTS REVIEW

トライバル・サイケデリック音楽プレイヤー・KAYA/Gypsy Eyesの

ROLLING LOVE&LIFE

…ディジュリドゥ、ネイティブ・アメリカン・フルート、JIMI HENDRIX、サイケデリクス、etc.


ライブの後、酒でハイを落とすことが出来ないので、なかなか寝付けない。
そんなわけでジミヘン先生と対話。

質問:エフェクターってなんなんだろ。
ニンゲンはふつーに出る音だけじゃなくって狂った音を必要とするのはなんでだろ。

回答:それはだな、宇宙の音楽って奴を魂が求めているからなのさ。その音楽を必要とする者は一部のニンゲンだけどね。
宇宙の音楽と共鳴できない連中にとって、エフェクターってのはキチガイのおもちゃも同然なのさ。

質問:「マシンガン」のイントロ、今度パクっていいですか?

回答:全ては模倣から生まれる。オレだって最初はブルースの耳コピからだった。そうしているうちに、小さな種が蒔かれる。そいつが育って来て、君だけのフラワーが咲くんだよ。

質問:あなたはとても若くして、ニンゲンが味わう全ての感情を越えたところにある音楽を創造したよね、日常との落差ってもんはどうしてたの。もしかして鬱病だったでしょ。

回答:ザアッツラァアイト!なったもんにしかわかんないよね、あの気分は。おかげで「マニック・デプレッション」って曲ができたけどさ。アンタもつくりな、美しい鬱の曲をさ。
日常ってもんはオレにはなかった。
というより、日常のいろんなことは、いつも遠く霧がかかっていたね。
オレは、クロスロードでサインをしたんだよ。

質問:「ランド・オブ・ニュー・ライジングサン」このタイトル、いつもお守りのように心で唱えてます。

回答:今の世界は1967年と対して変わりないんじゃないか?
あの頃はベトナム戦争だけど、アメリカ国家がやってることにはまったく進歩がないね。戦争ジャンキー、権力ジャンキーの国家だ。
だけど、オレはアメリカのランドが好きだ。美しい国だったからな、オレのチェロキーのご先祖様たちが自由に生きてた頃は。
新しい夜明けがやってくるといいね、君たちの魂が地上にあるうちに。

ありがとう、ジミ。
昨夜は「イン・フロム・ザストーム」みたいな気分でした。
でもあなたはきっと毎日そんな旅を続けてたんでしょうね。
「Ange came down from heaven yesterday…」